TPPってなんだ

2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPとは環太平洋戦略的経済連携協定の頭文字を取ったものです。英語ではTrans-Pacific Partnershipと書きます。その意味するところについて考えてみましょう。環太平洋とは太平洋を取り巻く国々のことですが、経済的な結びつきを強めるための協定として始まりました。加盟国間での貿易障壁をなくす方向で検討が進められます。このことが各国にどのような影響を与えるのでしょうか。国には経済制度や基準などがあります。それはそれぞれの国独自で決めているために、少しずつ違っているのが現状です。輸出や輸入をする時には、相手国の制度に合わせておかなければ販売することができません。そのために輸出する方にと...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPに参加することによる影響はどのようなところに表れるのでしょうか。TPPに参加することは究極の自由化、社会の変化を強制するものと考えられています。国内の法律や制度、政策を変更しなければならなくなります。TPPによる取り決めの方が優先されるからです。国の主権が制限されることになるのです。介護保険制度や年金制度などはアメリカにはありませんから、外国資本の進出を妨げている制度であると認定されたならば、制度を変えなければならなくなるのです。また、国が規制緩和などの撤廃に応じない場合は、進出しようとした企業の損失について、賠償請求を起こすことができます。どのような制度が規制と考えられるのかは国によっ...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPの交渉参加を表明した野田首相への風当たりは強くなっています。賛成派、反対派双方がいろいろな意見を述べているのです。TPPの交渉テーブルに着くことを反対派は問題としています。それは日本が外交的手腕に長けていないと考える人が多いからです。自分たちの主張をきちんと相手に納得させられるのか、力量が問われているのです。自分たちの言い分ではなく相手の言い分だけを聞かされるのではないかと思うのです。アメリカの言いなりになっている日本政府を批判する声もたくさん聞かれます。TPPの内容の問題よりも、アメリカが勧めるから日本がTPPに参加すると言う図式が気に入らないのですね。もちろん、誰でも日本のことを考え...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPの締結によって何が変わってくるのでしょうか。TPPを推進している立場の政府や議員の人たちが言うことには、大きな経済効果が期待できるのだそうです。それではどれくらいの効果なのでしょうか。その試算が政府とメディアなどが算出したもので大きく異なっています。この数字が違うために、議論がかみ合わないのです。GDPで0.54%の経済効果だけだとの試算があります。これならば何のメリットもないと思われますよね。そして、マイナス面では国内の産業への打撃が考えられているのです。世界経済の仕組みは非常に複雑です。単純に関税がなくなったからと言って、安い商品がどんどん入ってくるとは限りません。また、安いから売れ...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPに関する新聞報道を読むと多くの人が違和感を持っています。それはすべての新聞がTPPに対して賛成の論調になっているからです。TPPによって私たちの生活はどのように変わってくるのでしょうか。農業関連分野では競争力のない生産者は廃業に追い込まれてしまうと危機感を募らせています。これは新聞にも報道されています。しかし、その他の業種はどうなのでしょうか。TPPによって利益を得ることになる業種もあると書かれているようです。もちろん、それは嘘ではありません。しかし、日本における制度が他の国から見て規制状態にあると見られるものは他にもたくさんあるのではないでしょうか。実は新聞がそうなのです。新聞各社は何...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPについて国民はどう考えているのでしょうか。世論調査の結果を見てみましょう。2011年11月の時点での世論調査を見てみますと、TPP参加についてわからないが4割、関心があるは7割となっています。野田内閣がTPP参加に向けての交渉を検討することとなった時には、内閣支持率が低下しています。TPPへの参加については世論も決めかねているようですね。賛成34%、反対25%と賛成の方が多いのですが、わからないが39%もありますから、もっと議論の行方を見守りたいと言う気持ちでしょうか。TPPへの参加には反対しないが、東日本大震災の後だけに時期が悪いと考えている人も多いようです。もちろん、TPPへの参加に...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
政治家とは国民の生活を守ることが使命ではないでしょうか。それではTPP締結によって国民生活を豊かにすることができるのでしょうか。答えは新聞やテレビで報道されている通りのことでしょう。テレビではTPPによって受けるマイナス面が大きいために、日本経済は大きな打撃を受けると言われています。しかし、推進する立場である政府は経済効果が期待できると言っているのです。全く話が違いますよね。どちらが本当のことなのか、わかりにくいのです。TPPについて簡単に説明した資料などもありますが、それだけではどうして賛否が分かれているのかわかりません。TPP協定を結ぶことによって、経済的な打撃を受ける人たちもいるでしょう...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPP対応を巡って、政府と野党の攻防が激しくなっています。野田政権としてはTPP参加を表明したわけではなく、参加の交渉に入ることを表明したのだと釈明しています。しかし、野党の自民党などは野田総理大臣の真意を質していくとして対決の姿勢を強くしているのです。TPPの参加については与党民主党の内部でも賛否両論が出ています。野田総理の言葉の一つ一つに敏感に反応しているのです。このような中で、新聞各社はTPPに賛成の立場を取っています。すべての新聞が賛成と言うところが多くの人の疑念を招いています。つまり、新聞は信用できないと言うことですね。世論調査の結果を見ると、国民は政府の説明が十分なされていないと考...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPに参加している国の中でアメリカが飛び抜けた大国となっています。GDPの比率では全加盟国の8割以上を占めているのです。そこで日本に参加の打診がアメリカからあったそうです。日本がTPPに参加することによって、世界経済におけるTPPの意義が大きくなるからです。世界のGDPの4割をTPPが占めることになります。アメリカが日本に強くTPPを勧めるのはどうしてなのでしょうか。アメリカはTPPの意義を高めることによって、そのリーダーシップを発揮しようと考えています。日本に対しては交渉によってどうにでもなると考えているのかもしれません。TPP参加に向けた交渉が始まることになりますが、今までの歴史を見ても...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
農業団体はTPPに対して、一斉に反発しています。TPPによって貿易関税が撤廃されようとしています。そうなれば、日本の農業は安い外国産に太刀打ちできなくなってしまうのです。それは日本の農業の崩壊を意味しています。食料自給率は以前から下がっていますが、TPPを締結することによってさらに下がっていくことは明らかなようです。いままでは日本の農業は政府から保護されてきました。それが、世界の競争の只中に置かれてしまうのです。一般の消費者にとってみれはどうでしょうか。安い商品が入ってくるのであれば、それらを購入したいと思っている人も多いでしょう。また、安全性に問題があると思うのであれば、国産にこだわる人もい...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
私たちの生活の中にTPPはどのように影響するのでしょうか。野田首相がTPP交渉への参加を表明してから、多くの人が懸念を表明しています。反対派の人たちが主張している暮らしへの影響について考えてみましょう。TPPは暮らしを破壊するとか百害あって一利なしと言った文句が並べられています。反対派の人のブログの一つです。反対派の人の意見としては、交渉のテーブルに着くこと自体を反対しています。それは交渉の中で日本が自分たちの主張を貫くことができないと考えているからです。結局アメリカの言いなりになってしまうと懸念しているのです。確かに今までの外交においてそのような傾向がありました。TPPは国の行方を左右する大...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPに反対する人の意見を紹介しましょう。日本の法律がTPPによって日本人を守れなくなってしまうと危惧されているのです。TPPは完全な自由貿易を目指しています。そのために各国で異なっている制度をできるだけ合わせる方向に要求されます。その例として、健康保険があります。健康保険については、現在の日本では国民皆保険制度に基づいて、国民健康保険と社会保険が存在しています。これをアメリカがから見ると、障壁があると見なされるかもしれないのです。アメリカの保険会社が日本に入ってこられないのは、そのような日本独自の制度があるためだ。そんな制度は撤廃せよとなるのです。もちろん、このようなことになったら日本人はみ...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
FTAとは自由貿易協定のことです。一般には国と国の貿易においては関税がかけられています。そのために国内の産業が外国に対して優位な立場に立つことができるのです。しかし、それを続けていると外国から強い反発を受けるようになりました。したがって現在ではできるだけ関税を低くするような協定が結ばれる傾向にあるのです。それがFTAと呼ばれるのです。二つの国だけではなく、複数の国において同様の協定を結ぶ場合が多いのですが、TPPもその一つと考えてよいでしょう。環太平洋戦略的経済協力協定と言う名称ですが、目的は国家間の貿易障壁をなくすことにあります。それが実現すると障壁によって保護されてきた産業は非常に苦しい立...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
野田首相のTPPに関する発言について、非常に敏感になっていると言うニュースが流れていました。2011年11月15日のことです。TPPへの参加について反対している人たちがいて、その人たちにも配慮しなければならない首相の立場のためでしょうか。TPPの交渉への参加を決めただけで、TPPに参加を決定したのではないかと言った懸念が渦巻いているのです。TPPは環太平洋戦略的経済連携協定のことですが、日本が参加するかどうかでTPPの役割が大きく変わってくるのです。TPP加盟国だけではなく、世界中が注目していると考えてよいでしょう。環太平洋の諸国では、日本とアメリカが大きく他を引き離しています。そのために日本...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPの憂うべきポイントについて紹介しましょう。それはISD条項です。各国が自国民のための安全、健康、福祉、環境について自国の基準を適用できなくなると言うことです。つまり、アメリカが日本での営業がやりにくいとして国際標準に合わせるよう日本に要求できるのです。日本にできることは、要求を呑むことか、または高額な違約金を払うことだけです。例えば、国民健康保険はすべての日本国民が加入しています。この制度のおかげで病院にかかった時の費用負担が少なくて済むのです。しかし、アメリカにはこのような制度はありません。したがって、アメリカの保険会社が国民健康保険の制度を廃止しなければ自分たちが参入する余地がないと...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
政府関係者やマスコミがどれだけTPPの意義を強調しても、それをすべて信用することはできません。それだけTPPは複雑なのです。悪い方向に考えていけば、すべてが悪くなります。日本の産業は滅びてしまうと真剣に考えている人もいるのです。TPPの反対派と賛成派では、その意見に大きな隔たりがあります。野田首相のTPPの意義についての発言を紹介しましょう。貿易投資の自由化を推進し、アジア太平洋地域の経済統合を進めることは、地域の活力を日本に取り込むことになり大変有益であると述べています。TPPには大きな意義があると言うことですね。APECの会議で首相はオバマ大統領や中国の胡錦濤主席と会談しています。日本が経...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPに関する記事をいくつか紹介しましょう。「TPP亡国論」を出版した中野剛志氏の記事です。中野氏はTPP反対派の急先鋒として知られています。TPPのどこがダメなのかを熱く語るインタービューがありますね。いろいろな記事で指摘されていることの一つが日本がTPPに加盟することでどのようなメリットを求めているのかが見えてこないと言うことです。TPPを締結するからには、これを求めているからだと言う点が政府内でもまとまっていないのです。そのような状況で締結を考えることに無理があるのです。国内でたくさんの議論がなされることは悪いことではありません。しかし、それぞれの意見は単独で記事となっており、その両方を...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPの行方を考える時には過去の歴史を振り返ってみることで見えてくることがあります。また、TPPとは関係ない数字を見ることによってもわかることがあるでしょう。日本は貿易で持っている国だと考えている人が多いのかもしれませんが、実はそうではありません。日本のGDPの中には輸出全体でも11%程度しか含まれていないのです。つまり、貿易以外の部分で産業が成り立っているのですね。それがTPPによってどのように変わっていくのかは実際のところよくわかりません。反対意見や賛成意見を読んでみると、一部分のことだけに注目して、それだから参加すべきだとか参加すべきではないと言ったことが書かれています。すべてのことにつ...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPに参加して何がよくなると言うのでしょうか。とりあえずやってみなければわからないと言う無責任な発言まで出ています。TPPが避けて通れないものであるのならば、なぜ今まで参加しなかったのか疑問が出てきます。そして、TPPの仕組みは複雑なために画一的な表現では不十分なことに気が付くのです。関税障壁をなくすことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。実は関税と言っても一律にかけられているわけではありません。農産物の種類などによって細かく規定されているのです。その一つ一つを議論しなければならないのですが、そんな時間はないとばかりに参加の方向で検討が始まっているのです。TPPの参加については野田政権...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
注目されているTPPに加入する方がよいのか、加入すべきではないのかについてはいろいろな意見が交錯しています。そのメリット・デメリットを検証する必要がありますが、政府が公開した試算がありますので、これについて紹介しましょう。まず、試算の数字を見る前に、その試算が正しいのかを検証する必要があります。経済効果についてはどのようにして試算がなされたのかを確認しなければなりません。一般に経済効果分析には次のステップがあります。ある事象の定量化を行います。そして、それを分析するための経済モデルを選定します。モデルを利用して、経済への影響を算出します。このステップを踏むことによって、その試算の正当性が確認で...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPに関した記事はたくさんあるのですが、情報が少ないのではないかと不安になります。政府はTPPによるメリットを強調していますが野党やメディアの話を聞いてみると、まるで違っています。本当のところ、TPPによって何がどう変わるのかが明確になっていないのです。何となく外国の安い商品が日本に入っているイメージがあります。しかし、政府は輸出が増えると考えているのです。それらのプラス面の試算はそれほど多くありません。ではマイナス面はどれくらいになるのでしょうか。これもよくわかりません。新聞などでも情報が不足していると考えている意見が多いようです。賛成反対をする前に、判断材料となる情報が少ないのです。これ...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
マスコミが報道しない真実について紹介しましょう。TPPに関することです。マスコミが報道しない真実とは次のようなことです。TPP参加によって日本の自給率は低下します。その数字は40%から13%と極端になります。ほとんど自給していないと言うことです。それから、TPP参加によって、農業関連分野への影響が3兆7000億円あります。そして、350万人が就業機会を失うと試算されています。この試算は政府が依頼した日本学術会議によるものですから、信憑性は高いと考えてよいでしょう。自由貿易のために関税の撤廃が叫ばれていますが、TPPに加盟していない状態での日本の関税率は11.7%と低いのです。他の国を見ますと、...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPの話にはいろいろな意見があります。右翼的な過激な発言もたくさんありますね。これらを読んで、まさかそんなことはないだろうと思っている人も多いことでしょう。しかし、本当のところはわからないのです。人はわからないことは常識で判断しようとします。そのことが間違いの元なのです。TPPのような大きな問題については、自分の考えだけではなく、いろいろな意見を聞いてみることが大切です。それだけでは十分な知識とはならないかもしれません。しかし、何も考えずに政府の話を鵜呑みにすることだけは決してやってはいけないのです。反対派の意見、賛成派の意見どちらも聞いてみましょう。聞けば聞くほどわからなくなるかもしれませ...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
経済がグローバル化してくることによって、貿易のあり方が少しずつ変わってきます。近年の貿易を考える時には自国の利益だけを追求している国は世界から孤立することになります。そのために様々な協定が結ばれているのです。そこでTPPの問題となります。TPPとは環太平洋戦略的経済連携協定と訳されていますが、その特徴はどのようなことでしょうか。TPPは2006年にブルネイ、チリ、ニュージーランド、シンガポールの4か国で始まりました。自由貿易協定であり、例外のない100%自由化を実現した質の高いFTAであると考えられています。貿易だけではなく、労働と環境についても協力することが規定されています。戦略的協定と言う...
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2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPに関して、多くの人が発言しています。新聞やテレビだけではなくブログにもたくさんありますね。TPPにはどのような問題があるのでしょうか。環太平洋戦略的経済連携協定のことですが、一口に言えば貿易障壁をなくしましょうということです。環太平洋に属する諸国間で貿易障壁がなくなれば、流通が活発化すると期待されているのです。しかし、一つの国だけで考えれば、輸入が増えれば国内の産業が衰退することになりますが、安いものが入ってくることによって消費者は良い品を安く購入できると言うメリットがあります。それらのメリット、デメリットをよく考えた上で、締結するかどうかを決めなければならないのです。もちろん、すぐに答...
TPPの問題の続きはこちら
2015/09/19 05:22:19 | TPP
議員の間で行われている会議ではTPPのことはどのようになっているのでしょうか。冷静にTPPの経済的な役割のことを置き去りにして、感情的になっている節が多分にあります。TPPに加盟することによって日本の産業が崩壊してしまうと考えている人もいます。本当にそうなるのであれば問題ですが、現実的に考えて日本の産業がすべてダメになるとは考えにくいでしょう。また、賛成派の意見としてアメリカが言っているから参加するなど論外でしょう。そのような態度で世界経済のことを考えていては、そのこと自体が日本をダメにしてしまうのです。反対派が賛成派のことをアメリカの言いなりになっていると考えているのですが、すべての人がそう...
TPPの流れの続きはこちら
2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPの本質を考える時には、国際情勢について把握しておくことが大切です。何故今TPPなのかを問いかけられたら、あなたは答えを持っていますか。アメリカはTPP参加を日本に強く働きかけています。今アメリカが米主導のアジア圏形成に向けて、積極的に動き出す理由は何でしょうか。その戦略はしっかりと押さえておかなければなりません。民主党の前原外相は2010年10月のあるシンポジウムでこう述べています。「日本の第1次産業の割合は1.5%しかない。そのために残りの部分が犠牲になっている」のだそうです。それが不適切な発言であると指摘したマスコミはいませんでした。このような誤った考えに鈍くなっているマスコミは多く...
TPPを考えるの続きはこちら
2015/09/19 05:22:19 | TPP
2011年の11月11日に野田首相がTPPへの交渉参加を表明しました。まだ締結に向けての検討ではなく、交渉と言うことですが、姿勢としては締結の方向で考えると解釈すべきでしょう。この問題点について考えてみましょう。まず、雇用問題です。TPPによって外国人労働者が増えるのではないかと言う懸念があります。現在は外国人の雇用・賃金などについて規制がかけられています。それによって、外国人労働者の流入が抑えられているのです。環太平洋諸国における他の国の外国人労働者の割合はどうなっているでしょうか。オーストラリアは25%、ニュージーランドは20%、アメリカは16%ですが、日本は1%に過ぎません。安い外国人労...
TPPを知るの続きはこちら
2015/09/19 05:22:19 | TPP
TPPを理解するためには、その目的を知ることから始めなければなりません。つまり、それぞれの国の思惑があるのです。すべての国が同じように思っているわけではないのですね。アメリカはTPP加盟国の中で超大国となっています。つまり、アメリカにとってはTPPへの加盟はそれほど大きな意味を持ちません。しかし、日本が加わることになれば、話は違ってきます。日本がTPPに参加することによって、世界経済の状況が変わってくると指摘されています。その変化は日本にとってメリットがあるのでしょうか。直接的にはないと考えるべきでしょう。TPPはマスコミが賛成していと言われています。すべてのマスコミが賛成しているのですから、...
TPPを理解するの続きはこちら
2015/09/19 05:22:19 | TPP
アジア太平洋経済協力会議における首脳会議が2011年11月14日に開かれました。その中で日本の代表として野田総理大臣がTPPの交渉参加に向けて関係各国と協議に入ることを表明したと言うニュースが流れました。アジア太平洋経済協力会議のメンバー国はTPP参加国がすべて含まれています。そこで野田首相が表明したのですから、日本がTPP参加の意向を示したと取られても仕方のないことかもしれません。その後、政府は発言の趣旨が違っているとして訂正を求めましたが、議長国であるアメリカはそれを認めませんでした。日本がTPPに参加するかどうかは、非常に重要なことです。日本が参加する意向を示したことから、参加に前向きに...
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