TPPのニュース
野田首相のTPPに関する発言について、非常に敏感になっていると言うニュースが流れていました。
2011年11月15日のことです。
TPPへの参加について反対している人たちがいて、その人たちにも配慮しなければならない首相の立場のためでしょうか。
TPPの交渉への参加を決めただけで、TPPに参加を決定したのではないかと言った懸念が渦巻いているのです。
TPPは環太平洋戦略的経済連携協定のことですが、日本が参加するかどうかでTPPの役割が大きく変わってくるのです。
TPP加盟国だけではなく、世界中が注目していると考えてよいでしょう。
環太平洋の諸国では、日本とアメリカが大きく他を引き離しています。
そのために日本が参加すれば、世界経済におけるシェアの4割がTPP加盟国で占めることになるのです。
TPPに参加していない国々が注目しているのですね。
特に中国はアメリカに対して強い競争意識を持っていますから、TPPが大きくなることを懸念しているのです。
インターネットや新聞などのニュースを見ていると、世界がどれだけ日本に期待しているのかがわかります。
TPPに参加することになったとしても、そのポジションを有効に活用すべきですね。
そのことを理解している人がどれだけいるのでしょうか。
賛成派、反対派それぞれの主張は自分たちの利益が損なわれると言う点を強調しています。
そのような狭い考えのままでは世界的な協調を図ることはできないのです。
また、TPP参加の条件として、自由貿易に反する条件をたくさん付けてしまうと、TPPの意味がなくなります。
日本の態度がニュースになるのです。
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